第9回 静岡オートモデラーの集い

模型の聖地 静岡で行われた「第9回静岡オートモデラーの集い」
今年も盛大に開催されました。参加人数約60名、700作品が展示されたそうです。
毎年、招待モデラーさんが素晴らしい作品を展示しますが
今年は開閉モデラーのchi~さん。下の写真でもお解りになると思いますが
ほとんどの作品が改造手術を受けています。他にも素晴らしい車、バイクが
盛りだくさん。一部ですが順番にご紹介いたします。

まずは招待モデラーchi~さんの作品。左上のフェラーリの数々。
ガレージキットを中心に作られている様でHIROやSTUDIO27の
フェラーリが沢山ありました。250系の古い車はプラキットでは
恵まれていないので仕方ないと思いますが、1台作るのも
大変なのに・・・恐れ入ります。

右上の512Sはユニオンから発売されていたキット。
私、グロスが持っているフジミから発売されたキットは
同じキットのはずです。が、相当歪んでいます。
こんなにしっかり出来上がるとは思えないんですが…

左の430スクーデリアの様なキャンディーレッドは
塗装が非常に難しいと思います。当然の様にムラの無い
艶々ボディでした。


この消防車は昨年の招待モデラー「ラグにゃんさん」の作品。
本物の金属の様な銀色塗装が素晴らしい作品です。銀色だけではなくヘッドライトや鐘の
金色も塗装だそうで銀色の上からクリヤーイエローを吹いているそうです。
ただし、濃度調整がとても難しいらしく濃すぎると緑っぽくなってしまうそうです。
この辺りは経験が必要ですね。やっぱり手を動かさなきゃね。
西部警察やあぶない刑事は自動車模型のジオラマでは
鉄板ネタになって来ました。これだけ「絵になる」のは
ドラマの中で車が重要な役割を果たしていたからです。
こんなドラマ、また作ってくれませんかね?
黄色のコルベットはアサヒ倶楽部展示会にもの参加していただいている
茶菓餅さんの作品。レベルのキットも腕のあるモデラーさんの手に
かかるとこんなに素晴らしい作品になるんです。
第7回アサヒ倶楽部展示会にも来て頂けるのでぜひ
生コルベットを見に来てください。

上の作品は後列6台が展示会で茶菓餅と同じく世話になっている
クニオさんの作品。現在117クーペを製作中のようです。
完成が楽しみ。 前列のBMW~スバルまでは何と15歳のHさんの
作品!!プジョーはドア開けちゃってるし、フェアレディZは
研ぎ出しやっちゃてるし・・恐るべし!!

シトロエンDSも早速完成品が登場。窓枠のメッキモールは
別パーツでとても組みやすいそうです。
マクラーレンF-1GTRはフジミのキット。車高調整とサイドスカート
をちょいとイジればカッコイイ車になるそうです。
マクラーレン祭り主催者のKWNさんの作品。
来年中には2台目の参加車両を作りますので
待っててくださいね。


地元企業アオシマさんは開発途中のランボルギーニや
消防車、CB400を参考出展。発売が楽しみな
キットだらけです。この勢いで今後も新作キットを発売してください。
もちろん、購入と言う形でお布施をお納めいたしますから。
左のデロリアンはお馴染み「Back To The Future」の劇中車ですが右のカウンタック???
しかし、まったく違和感を感じません。
ハイメディックの室内ってこんな感じですか?親方?幸いにもこの車のお世話に成っていないので・・
この911は足回りを凄まじい改造をされていました。ハブボルトが変わっているだけ?っと思ったソコのアナタ、
とんでもございませんよ。ご覧いただきたいのはブレーキキャリパー。
まずマスキングシートに上の模様の様なものを印刷。
プラ板に貼り付けその模様をカッターで切り出します。
それらを順番に重ねていき・・・・
この様な素敵なブレーキキャリパーが1個完成。
あと3つ・・・製作者は当HPで2011年
名古屋オートモデラーの集いで
ポルシェを作っていたharuchikaさん。
ご本人曰く「積層地獄へようこそ」だそうです。
静岡オートモデラーの集い主催者の一人「まったくさん」の
YZR500バイクプラモは2台同時製作が標準工事ですよね?
同じく主催者のmuttiさんのスープラとガヤルド。
(今回もデカールの情報を頂くつもりが現物を頂き感謝しております。)
缶スプレーの達人でエアブラシ無しでピカピカ艶々。
世の中には凄腕のモデラーさんがいっぱいいらっしゃいます。


静岡オートモデラーの集い

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